2013年に60年に一度の遷宮を迎え、多くの参拝者が訪れた出雲大社をご案内いたします。
出雲大社は、島根県出雲市にあります。
日本最古の歴史書である「古事記」にも記されている古社です。
出雲大社(正式な読み方は「いずもおおやしろ」)のご祭神は「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」で、縁結びの神様として有名です。
大国主大神は、出雲地方で国土開拓、農漁業の振興や、医薬の道を進み疫病から人々を救われた神様です。
神無月(旧暦の10月・出雲地方では「神在月・かみありづき」)に全国から八百万の神々が集まって、縁結びの会議が開かれます。
縁結びは男女の縁に限らず、仕事、仲間・・・人が生きていくうえでの、さまざまなご縁が結ばれています。
【大国主大神】
須佐之男命(すさのおのみこと)6世の孫と言われています。
大国主とは「国土を治める偉大な神様」という意味があります。
他にも下記のように別名が数多くあります。
大穴牟遅神(おおあなむぢのかみ)・大己貴神(おおなむちのかみ)、葦原色許男神(あしはらしこをのかみ)、八千矛神(やちほこのかみ)、宇都志国玉神(うつしくにたまのかみ)、大物主神(おおものぬしのかみ)
農耕や漁業を振興したことから、農業・漁業の神様として
医薬を広めたことから、病気平癒の神様として、
また、多くの女神と結ばれたので、縁結びの神様・夫婦和合の神様として、
厚い信仰を得ています。
【大国主神の試練と恋】
大穴牟遅神(子供の頃の名前)は、兄弟の八十神(やそがみ)から嫌われていました。
親の愛情が注がれることへの嫉妬や、大穴牟遅神に思いを寄せていた因幡の八上比売(やかみひめ)が、八上神からの求愛を拒んだためです。
大穴牟遅神は八上神に2度も命を奪われ、母神から2度とも蘇生させれましたが、根の国に逃げました。
根の国では須佐之男命の娘である須勢理比売(すせりびめ)に一目ぼれして駆け落ちします。
須佐之男命の怒りを買ってしまい、様々な試練を与えられて乗り越えた末に、2人の仲を許してもらえるようになりました。
その際に「大国主」という名前を須佐之男命から授かり、少彦名神(すくなびこのかみ)と自らの和魂(にぎみたま)である大物主神とともに、出雲の葦原中国(あしはらのなかつくに)の国土を豊かにしました。
ちなみに、須佐之男命に認められたところが、初恋の八十比売を呼び寄せて結婚してしまいます。八十之比売は制裁の須勢理比売の嫉妬を恐れて、子供を残して実家に帰ってしまいます。
大国主大神が縁結びの神様と言われるゆえんには、このように恋多き神様であることも関係しているようです。
60年に一度の遷宮をされた出雲大社を参拝した折、偶然目撃した「二つの太陽と逆さの虹」です。
NHK「特ダネ!投稿DO画」で放送され、10月の月間賞・2013年の年間賞を受賞。
yahoo映像トピックスでも上位にランクインするなど大反響をいただきました!
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