宍道湖畔にある島根県立美術館の庭園には、
ブロンズ像の「宍道湖うさぎ」が12羽あります。
湖側から2番目のうさぎに西を向きながら触ると、
幸せが訪れると言われます。
さらにシジミを供えるとパワーアップするそうです。
写真は17時30分頃ですが、
うさぎに触りたい女性たちで賑わっていました。
ちなみに、なぜ「うさぎ」なのでしょうか・・・
<因幡の白兎>のお話にあります。
隠岐の島に住んでいた白兎は、
島から海を渡って行きたいと考えていました。
ちょうど、ワニ(サメ)がいたので、彼らを騙して、自分たちの仲間とワニ(サメ)の仲間とどちらが多いか比べてみようと言って、ワニ(サメ)たちを並べさせて、彼らの背中の上を数を数えながら、向こう岸に渡っていました。
渡りきろうとしていたところ、騙されたことに気がついたワニ(サメ)は怒って、白兎の毛皮を剥いでしまいました。
その頃、出雲大社のご祭神「大国主の大神(おおくにぬしのおおかみ)」は、その兄達「八十神(やそがみ)」とともに、絶世の美女と言われた「八上比売(やがみひめ)」を嫁にしようと、出雲の国から因幡の国へと向かっていました。
大国主大神は、八十神から重たい荷物を持たされていたので、一番後ろを歩いていました。
先に歩いていた八十神は、皮を剥がれて泣いている白兎を見つけると、「海水を浴びて風に当たるとよい」と意地悪な嘘をつきました。
白兎は言われた通りにしたところ、乾いてきたらヒリヒリと痛みが増してしまいました。
そこへ大国主大神がやってきて尋ねたところ、
白兎は「あなたの兄たちにいじわるされたのです」と答えました。
大国主大神は「真水で体を洗い、蒲の花をつんできて、その上に寝転がると治る」と言ってあげました。
白兎は、大国主大神の言うとおりにしたところ傷を治すことができました。
白兎はそのお礼に、八上比売と大国主大神の仲をとりもってあげて、二人が夫婦になれたという物語です。
県立美術館の庭園は夕日の名所でもありますので、宍道湖面に沈む夕日も楽しめます。
うさぎを撫でて、美しい夕日を堪能してみてください。
アクセス/松江駅徒歩15分。市営バス南循環線内回り「県立美術館前」6分。観光ループバス「レイクライン」40分
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