【京都毒殺事件における結婚相談所の対応について】
朝から、京都の夫殺人事件容疑者が結婚相談所で婚活していた報道が相次いでいますね。
事件の真相については分からないのでコメントもしようないですが、
容疑者が利用していた結婚相談所がインタビューに応じて容疑者のプロフィールを公開したり、
お見合い相手の男性がインタビューに応じていたり。
本事件により、結婚相談所がダーティーなイメージをもたれてしまうのではないかという危機感があります。
もちろん、住民票、独身証明書、学歴証明、年収証明書などの確認書類を提出いただいたうえで、
ご本人との面談を重ねて会員の登録をしています。
とても機微な情報を預かっています。
その個人情報を報道陣に安易に公開してよいのでしょうか。
その安易さに対して、
一般の人々が、事件とは別に、
「結婚相談所は、何が何でも情報を守ってくれないのでは?」
という懸念を感じていると思うのです。
くれぐれも勘違いしないでほしいのですが、
事件そのものについて言っているのではありません。
マスコミもいろんなルートで、容疑者が利用していた結婚相談所を特定して取材したのでしょう。
だから、取材を受けていろんなプレッシャーを感じたことでしょう。
それでも、刑事事件ですから警察に捜査を任せて、プロフィールを公開するべきではないと考えます。
本事件を教訓に、結婚相談所も改めて、
入会審査の在り方と個人情報の取り扱いを見直さなくてはならないし、
私自身、「他山の石」にしなければならないと考えております。
良縁コンシェルジュ町田・佐野浩一
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