旧暦の10月は「神無月」です。
縁結びの神様「出雲大社」では
今月21日夕刻~28日夕刻まで
全国から八百万の神様が集まって
縁結びの会議を開かれます。
なので、出雲地方では「神在月(かみありづき)」と言います。
はじめて出雲大社を参拝した3年前から少しずつ、「古事記」に興味を抱くようになりました。
出雲・松江の神社を訪れたりテレビで特集番組を見ているうちに興味が湧いてきました。
完全な存在だと思っていた神様は、実は不完全なところがあって、かなり人間的な魅力があるということを知ったからです。
出雲大社の大国主大神(オオクニヌシノオオカミ)は奥さんがありながら、よその土地の別の姫神たちと恋に落ちたりしています。その子供の数は相当なものです。
さぞかしイケメンでモテたことでしょう。
大国主大神のご先祖にあたる素戔嗚尊(スサノオノミコト)は乱暴者として有名で、姉の天照大神(アマテラスオオミカミ)を大変に困らせていました。
その姉弟の親にあたる伊邪那岐神(イザナキノカミ)と伊邪那美神(イザナミノカミ)は、天から降りてきて、天の柱を回って出会ったところで子づくりをしますが、最初は上手くいかず、天界の神様に子づくりの仕方を相談しています。
いかがですか?
結構、人間ぽくないですか?
面白そうなので古事記をしっかり読んでみたいと思っていたところ、
読みやすい翻訳本がありました。
さっそく本屋さんで「古事記」を買ってきました。
数年ぶりに厚みがある読み応えのある文芸書です(笑)
でも、婚活に使えるヒントが書かれているので
秋の夜長に「古事記」を読んで
古代の神様の恋物語を学んでみて、
皆さんにも恋のヒントを伝授したいと思います。
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