「結婚をしたい!」と思ったら、
二人が合意していれば結婚できるように憲法で保障されていますね。
これって当たり前ですが、ちょっと考えてみたいことがあります。
現行憲法24条
「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。」
自民党の憲法改正草案24条
「婚姻は、両性の合意に基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。」
自民党の新憲法草案では、「のみ」が削除されているそうです。
家族の規定も追加されていますが、それは別にの機会に考えることにして
今日は「のみ」問題です。
「のみ」があれば、二人の意思が強く反映される印象がありますが
「のみ」がないと、弱い印象を受けます。
「それぞれの家族が賛成した2人が合意したなら結婚できますよ」
という感じがします。
私も2人の交際について、
2人が結婚を意識してきたら
お互いの親に紹介しあって
「いい人だね!」と親が背中を押してくれたら
安心してプロポーズだね!
という流れで進めています。
親が賛成してくれないと、私も結婚を勧める気になりません。
でもそれを、国家が規定するべきことなのでしょうか。。。
違うんじゃないかなあ。
今日の朝ドラ「とと姉ちゃん」
主人公・常子の母・君子が、祖母・滝子の勧める縁談を断って家を出て父と結婚していたことが明かされました。
残念ながら、世の中には必ずしも親が賛成しないケースもありますよね。
(個人的には賛成あっての結婚だと思いますが・・・念のため)
もし「のみ」が無くなったら
「親の意見を押し切ってまで結婚するのはよくありませんよ」
と国家が忠告しているようにならないでしょうか。
「のみ」が削除された婚姻規定に何か不安を感じるのは
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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