東日本大震災から6年になりました。
「もう6年」と思う方もいらっしゃれば
「まだ6年」と思う方もいらっしゃぃます。
人それぞれに感じ方は違って当然だと思います。
14時46分
あのとき、私は品川区五反田の会社で仕事をしていました。
最初は「あれ地震?」と思っていたら
あっという間に、今まで経験したことのない激しい揺れ。
1か月前ニュージーランドで発生した大地震で留学していた高校生がビルの下敷きになって犠牲になったニュース映像が頭によぎり、このビルも倒壊してコンクリートの下敷きになってしまうのではないかと、身の危険を感じてデスクの下に潜り込んで揺れが収まるのを待ちました。
私の後ろにあった花瓶が、右手に落ちてきて割れる音がしたり、とても長く感じました。
総務の仕事をしておりましたので、ショートメールなどを使って徹夜で社員や家族、お客様の安否確認にあたりました。
帰宅難民になった社員のために五反田駅前の東急ストアに買い出しにいくと、五反田駅前の国道1号線は人、人、人の波。車やバスはぜんぜん動かない大渋滞。
弁当などは売り切れており惣菜や菓子パンなどを買ってきて食べて、帰れなくなった同僚と会社で一晩を過ごしました。
真夜中に、徐々に電車が動き出すと、一人ひとり帰る社員がでてきました。
翌日からも安否確認を続けていくうちに、新築したばかりの社員の実家が津波に流された報告が入ってきたり、福島のお店に電話をすると受話器の向こうから「避難するように」という放送が聞こえてきたり、これは現実に起きていることなのかと疑ってしまうくらいでした。
一度自宅に帰宅すると、月曜日には計画停電で小田急線が動かずバスと東急を乗り継いで通勤。
計画停電になった町田駅前の夜は真っ暗で、持っていた懐中電灯で足元を照らしながら家路に着きました。
しばらく続いた計画停電で東京の夜から光が失われましたが、岡山に日帰り出張をしたときに煌々とネオンが明るく輝いている光景に驚きました。
これが被災地との温度差とはこういうものなのかと疑似体験したようでした。
その後、震災の影響もあって勤めていた会社は6月に倒産。
その残務処理に追われて秋になってから自分の就活をスタート。
履歴書を送ったり面接を受けたり、
まさにいろいろなことを経験しながら
いまの結婚相談所の仕事に巡りあって
たくさんのご縁を結んでいます。
「ピンチはチャンス」
と言われますが
私自身、まさにその通りだと思っています。
3月11日に対する思いはいろいろ。
いまなお全国で12万人もの方々が避難され、お亡くなりになった方と行方不明の方は合わせて1万8,446人。
大切なことは、いつまでも忘れずにそれぞれの立場で体験したことを語り継いで、決して風化させてはならないということだと思っています。
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