今日はちょっと堅い数字のご紹介からです。
「2017年版・少子化社会対策白書」 によると
・共働等世帯数は、1980年614万世帯⇒2016年1,129万世帯
・専業主婦世帯は、1980年1,114万世帯⇒2016年664万世帯
と完全に逆転しています。
さらに「夫は外で働き、妻は家庭を守るべき」
という意識変化については
「賛成・どちらかといえば賛成」
1979年・男性75.6%、女性70.1%
⇒2016年・男性44.7%、女性37.0%
「反対・どちらかといえば反対」
1979年・男性17.4%、女性22.8%
⇒2016年・男性49.4%、女性58.5%
結婚後も女性は仕事を続けたいことが明確ですね。
ところが、
妻が出産したときに夫が休暇を取得したかを見ると
37.3%と4割の男性は取得していません。
さらに出産直後からの合計休暇取得日数を見ても
6日を超える割合は3割にも満たない状況です。
その主な理由は
「仕事が忙しいから」「職場で育休を取得しずらいから」です。
共働きが当然の時代だけれども、
まだまだ女性に負担が掛かっていることは否めない事実です。
真剣交際に入るとお互いの結婚観をお話しすることになります。
共働きなら、特に出産・育児にどのように具体的に協力し合っていくのか話しあっていきましょう。
子どもを欲する男性は多いものですが、
「産まれたら後は妻任せ」
なんて昭和の古すぎる考え方ではいけませんよ。