元旦の朝日新聞で「代理婚活・わが子のために」という記事が掲載されていました。
1年かけて多様化する「家族」をテーマで取り上げるそうです。
記事は、最近よく見聞きする親の「代理婚活」
60~70代の親御さんが身上書をもって息子や娘のために
一所懸命お相手探しをしているのです。
親の子どもの幸せを願う気持ちは
私にも息子3人いるので分かります。
ところで、記事で一つ気になることがありました。
それは京都大学教授の落合恵美子さんのコメント
「バブルに}浮かれた80年代に、
欧米の改革とは逆に性別分業を強める施作を打ったせいだと考えています。
86年に専業主婦を対象に年金制度へ導入した「第3号被保険者」は、
男性稼ぎ主世帯を標準モデルとする社会保障をより固めることになった」
この前年には「男女雇用機会均等法」が成立しています。
若い方は、
「3号さんって何それ?」ですよね。
今、考えてみると、雇均法と第3号の方向性って真逆です。
片や専業主婦を推奨して
片や共働きを認めていくわけです
時の政治家が将来を深く考えていなかったのでしょうね。
でも、これからは違います。
保育園に預けられないママさんたちの悲痛な声がもうじき聞こえてくる季節です。
2018年度には883兆円もの借金を抱えるのですから
限られた予算を活きたお金になるように
政治家も腹を括ってもらいたいものですね。
お正月くらい、日本の将来を真剣に考えてみたいと思います。