昨晩のNHKスペシャル「ニッポン精子力クライシス」という番組を観ました
衝撃的でした!
精子の数が欧州4か国の中で日本人は最低レベルにあり、
運動率の低下やDNAの損傷率も上がっているそうです
不妊というと卵子の老化ばかり思われますが
その原因は男性に半分あるわけです。
しかも不妊だけの問題でなくて、
精子力が弱ってくると糖尿病のリスクが50%アップ
心血管疾患のリスクが40%アップするそうです
精子の数が少ないと、数年後に糖尿病や心血管疾患にかかるかもしれないとのこと
精液を病気予防に役立てようという研究も進んでいるそうです
精液を遠心分離したときに分かれる精しょうが血液よりも敏感に体調に反映するとのこと。
認知症やがん、生活習慣病の指標にもなり得るそうです。
精子が健康のバロメータになりうるということです。
将来は、健康診断に血液検査だけでなくて精子検査も入ってくるかもしれませんね(笑)
なお、精子は74日間サイクルで作られるそうです。
精子力アップには生活習慣や食改善をして新しい精子を作っていくことが有効だそうです。
生活習慣の改善では、1日座り続けると精巣の血流が妨げられるので、立ち上げる機会を増やすことや良質な睡眠をしっかりとってストレスを減らすことが大切とのことです。
あとユニークだったのは禁欲はNGだそうです
禁欲すると古い精子がいつまでも残っているからだそうです
さすがNHKですね~!
興味本位な番組作りになっておらず、
丁寧な取材の上で作られていてとても分かりやすかったです
番組で登場されていた岡田弘先生(獨協医科大学越谷病院・泌尿器科主任教授)の著書「男を維持する精子力」
アマゾンで注文しました。明日届くとのこと。楽しみです。
男性の皆さん、自分の精子力、チェックしておいた方が良さそうですよ~