NHKが5年毎に調査している「日本人の意識調査第10回」で、
必ずしも結婚する必要がないと考える人が過去最高だったとネットニュースで取り上げられていました。
気になったので、調査結果そのものを調べてみました。
全国の16万人以上の国民5,400人に個人面接法で調べられ回答有効数2,751人(有効率50.9%)
同じ質問を45年間継続されているので、日本人の意識変化がみてとれます。
「結婚観」
・結婚するのが当たり前・・・・・93年44.6%⇒18年26.9% -17.7%
・必ずしも結婚する必要はない・・93年50.5%⇒18年67.5% +17.0%
「子どもを持つこと」
・結婚しても必ずしも子どもを持たなくてもよい・・・93年40.2%⇒18年60.4% +20.2%
・結婚したら子どもを持つのは当たり前・・・・・・・93年53.5%⇒18年32.8% -20.7%
「結婚後に女性が仕事を続けること」
・結婚後は家庭に専念・・・・・・・・・・・・93年35.2%⇒18年8.3% -26.9%
・結婚後、子どもができるまで仕事を継続・・・93年42.0%⇒18年28.6% -13.4%
・結婚後も子どもができても、仕事を継続・・・93年20.3%⇒18年59.9% +39.6%
これらの推移をみてみると、改めて晩婚・少子化が進んでいることが分かります
その原因は何でしょうか?
やはり、価値観の多様化と経済的理由(非正規雇用の増加、収入の低下)は大きいと思います
この調査をとりあげているネットニュースでのタイトルでは「結婚はリスク?」とうたっていますが、
お金・時間・行動が自由に使える独身の気楽さと、
結婚生活で生じる苦難だけを天秤にかけて「結婚はリスク」と考えるならば
当然、「独身であることのリスク」もあるわけです
「独身のリスク」を考えるならば
健康を害したときに側に寄り添ってくれる人がいない不安や
いまは楽しくても、老後は一人で生きていく覚悟が必要です
40代になって子どもが欲しいと願っても
適齢期の女性と出会える確率が下がってしまうこと
そんなことがあると思います
結婚をリスクとして考えるならば
独身のリスクも考えておくべきだと思います
そもそも家族になることって
損得勘定で考えられるようなものではないでしょう
いまの自分がこの世の中にいられるのは
ご両親が損得であなたを育ててきたわけではなくて
無償の愛情で育ててきてくれたのですから。。。
結婚は損得なんて単純なものでは考えられない
奥の深いものですよね
★★★★★★★★★★
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