結婚相談所を運営していると
「ジェンダー」について問いかけられる思いになることがあります
「ジェンダー」とは・・・
「生物学的な性別「sex」に対して、文化的・社会的につくられる性別」で
いわゆる「男性だから・女性だから、こうあるべき」ということになります
男性は狩りに出て、女は子どもを守る
という生物学的な本能に基づいた役割論が昔からありますよね
現実はどうなのでしょうか
内閣府の男女共同参画社会における世論調査で
「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」
について賛否を問いかけた結果があります
2019年9月の調査では
賛成は35%、反対は59.8%
2015年9月の調査では
賛成は40.6%、反対は54.3%
4年前に比べて賛成が約5%減、反対は約5%増
この数字は全世代の回答結果ですが
「賛成」が多いのは、70歳以上の男性で
「反対」が多いのは、女性の18~29歳、50歳、60歳代と男性の30代となっています
もはや「性差に関係なく仕事も家事もやるのが求められている」ということになります
一方で、婚活の現場では、いわゆる「男らしさ」「女らしさ」が求められるのも現実です
ただし、ここでいう「男らしさ」「女らしさ」は
「男は外で仕事、女は家事」ではありません
「女性を上手にリードする」「包容力」のようなものが「男らしさ」
「優しさ、気遣いができる」ものが「女性らしさ」として求められているわけです
個人的には、そうした男らしさ、女らしさを超えたものに成熟した社会でありたいと願います
でも、現実社会は追いついていません
この現実社会の中で、いま結婚相手を探そうとしたら
「理想」を求めている時間はありません
時間は刻々と経過していって
誰もが等しく年齢を重ねていってしまうのです
会員さんに「早く結婚して幸せになってほしい」と願っているので
「理想」は置いておいて、テクニカルにはなるのですが
「男性らしさ」「女性らしさ」をアドバイスしているのです
なんだか、よくわからない話しになってしまいました(^^;
「ジェンダー」について自分に問いかけながら結婚相談所の運営をしている
ということをご理解いただけたら幸いです
★★★★★★★★★
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