未曾有の災害となった東日本大震災から10年がたちました
震災で犠牲となられた方のご冥福を心からお祈り申し上げます
先ほど、町田市の防災無線で黙とうを呼びかけるアナウンスにあわせて黙とうさせていただきました
大津波、原発事故とまさしく想定外の災害に、どんなに科学が発展しても人類の無力であることに茫然となりました
あの日、あの時、皆さんはどうされていましたか?
私は会社員だったので会社にいました
これまでに経験したことがない大きな揺れに、はじめて机の下に潜って揺れが収まることを願っていました
とても長く感じて怖い気持ちになりました
総務の仕事をしていましたので、揺れが収まってすぐに情報収集をはじめました
みな、帰宅難民となりましたので、会社に泊まるためスーパーで夕飯の買い出しをしたりして、相次ぐ余震におびえながら不安の一夜を過ごしました
東北地方の営業所と連絡を取りあっていくうちに、実家が津波に流されという知らせが入ってきたり、原発事故により避難中の社員と電話で話すこともありました
やがて、首都圏では電力不足から計画停電がはじまり、しばらくの間、電気のありがたみをつくづく感じました
計画停電期間中に、岡山に日帰り出張する機会があったのですが、煌々とネオンなどか輝いていて同じ日本なのかと驚いたものでした
歴史に「もし」はないと言いますが、もしかしたら原発事故により東京は住めなくなっていたかもしれず、まさに紙一重だったそうです
10年ひと昔とは言いますが、まだまだ復興途上ですし、原発事故は私が生きている間に解決できるものではないと思います
これからも、3.11を忘れずに生きていきたいと思います
合掌