昨日のブログで、男は料理できたほうが良いとお伝えしましたが、
そもそも夫婦間には、まだまだ家事・育児に携わる時間差が圧倒的に違いすぎることを知っていただきたいと思います
左の表は、内閣府の男女共同参画局の「男女共同参画白書令和3年版」で公表されている「6歳未満の子供を持つ夫婦の家事・育児時間の推移」です
ぱっと見て、夫婦間で家事・育児に時間差があるのが歴然とわかりますね
共働き夫婦の場合・・・
妻は1日365分(家事160分・育児167分)に対して、夫は82分(家事20分・育児47分)
妻と夫の差は283分(家事140分・育児120分)、5時間近くも違うのです
10年前に比べたら、妻の家事・育児時間は43分増加したのに対して、夫の家事・育児時間はわずかに18分しか増加していません
依然として、家事・育児の妻の負担割合は高いことがわかります
もちろん専業主婦世帯でも同じ傾向にあります
共働き夫婦であれば、妻が夫よりも早く出勤して遅く帰宅することも考えられます
そういう夫婦ならば、なおのこと夫の家事・育児力が求められるのは必然です
だからこそ、夫も料理ができるようになっておかないといけないわけです
この白書は2016年の統計ですから、コロナ禍の夫婦がどうなったか分かりません
でも、在宅ワークが普及した今日では、妻が出勤して夫が在宅という夫婦も増えていると思います
であれば、在宅ワークの夫が料理をしないで、通勤でクタクタになって帰ってきた妻に料理をするように求めるのは鬼ではないでしょうか
確実に時代は変わっています
もう昭和の親御さんのような家庭像を期待する時代ではなくなりました
THE昭和な価値観の妻を求めるならば、結婚は向いていないでしょう
結婚したいならば、男性も簡単でよいので料理をはじめ、家事・育児に積極的に関わる姿勢をもっていきましょうね!