紫式部の石山寺詣で

こんにちは
良縁コンシェルジュ町田・佐野です

今日も一日猛暑かと思ったら昼過ぎから急な雷雨
急に涼しくなって、ちょっと一息ですね

さて、今日も先日の京都旅行でのお話しです

「石山寺」(いしやまでら)ご存知ですか?

紫式部の生涯を描くNHK大河ドラマ「光る君へ」の舞台にもなっている真言宗のお寺です

滋賀県大津、琵琶湖から流れる瀬田川沿いにあり、
京都から東海道線、京阪石山坂本線を乗り継いで約30分位で行けます

平安時代から女性文学者の石山寺詣でが人気だったそうです

「蜻蛉日記」の藤原道綱の母、「更級日記」の菅原孝標女が石山寺詣でをしており、紫式部は石山寺に参籠中、琵琶湖の湖面に映る月をみて「源氏物語」の着想を得たそうです

私は妻と「光る君へ」を毎回欠かさず見ていて、平安時代の男女の機微からいろいろ学ばせてもらっています

ということで、京都からひと足伸ばして石山寺詣でをしてきました

石山寺はその由来のとおり、境内には国の天然記念物でもある雄大な硅灰石(けいかいせき)の岩塊が突出していて、岩盤の上にお寺が建てられています

なので、厳しい暑さで階段を上がるのはちょっとしんどかったですが、平安時代は京の都から歩いて参拝していたわけですから、その労を思えば大したことはないと思えてきました

本堂には紫式部が起筆したと考えられる「源氏の間」という部屋も公開されていて、平安時代に思いを馳せることができます


境内の入り口付近では、NHK大河ドラマ館もあって、衣装・小道具、出演者の色紙などの展示、4Kシアター上映などを楽しむことができます

紫式部がどんな思いで「源氏物語」を執筆したのか考えていると、なんとなく男女の機微にも思いが至るかもしれませんね

これから京都旅行を考えている方は訪れてみる価値はあると思います

アクセス/京都駅から東海道線「石山」駅からバスあるいは京阪石山坂本線「石山寺」